寫眞と文

中川シゲオの寫眞と文章です。

2018年10月

愛の夢-34-

-34-
 リビングは6m四方で36㎡の広さだ。壁際には薪ストーブが置かれている。大きな布張りソファーがあり、ガラスのテーブルがある。大型のモニターがある。アンティークな調度品だが、明るいベージュが基調だ。男三人、女二人の五人がリビングにいる。
「さあ、飲みなおしだぜ、おれは今夜、ここに泊まるから、なっ」
持ち主の大村隆が言うと、小椋啓介と奈倉明夫が同調し、六甲のこの別荘に泊まるという。
「ええっ、そんなの、準備してないわ、泊まるなんて思ってなかったよ」
しばらく黙っていた志保が、かすれる声で、いう。可奈が、志保に、泊まるようにいう。
「朝まで、楽しむのよ、眠くなったら、寝たらいいんだし、朝までよ」
可奈は、このような形式のパーティーに慣れてる様子に、志保には思えた。志保が初めてなのだ。
「面白いで、わいわい、欲求、発散、バンザイだ」
「楽しもうぜ、志保ちゃん、可奈ちゃん、いいんだろ、こここまで来ちゃったんだぜ」
「ああん、わたし、どうしょ、彼に、言ってないわよ、このことぉ」
リビングは汗がでるほどに温かい。暖房がはいり、天井の扇風機がゆるやかにまわっている。可奈が、彼には内緒だという。志保は、内緒もくそも彼がいないから、内緒でもなんでもない。
「ああ、わたし、あたま、ふらふら、しています、ああ」
飲んだワインがゆっくりとまわってきて、意識が薄らいでいく志保。可奈はもう小椋啓介と抱きあい、いちゃついている。素保は、大村隆が目をつけていたから、自然と大村に抱かれてしまう。奈倉明夫は、ペアにならなくて独りのままだ。でも、輪番で、志保と可奈をまわしていくから、少し遅れるだけだ。
「いこ、ほら、可奈ちゃん、二階へ、いこ」
啓介が可奈の背中に腕をまわして促し、階段をあがって、六室のうちの一室に消えていく。可奈は、どうしたらいいのか、ふらふらになってはいるものの、事態はかろうじて把握できる。どうしたわけか、促されるまま、大村に抱かれて二階の別の一室に連れ込まれてしまう。
 二階の部屋は六畳の広さだ。ドアがあり隣と行き来できるツインルームだ。ダブルのベッドがある。部屋は暖められていて寒くはない。
「いやん、だめん、いやん、だったらぁ」
「なにゆうてるん、志保ちゃん、いいんだろ、楽しもうよ」
立ったまま、素保を抱いた大村が、なだめるように言う。志保は、朦朧としながらも大村の顔色がわかる。怖くはない、優しい顔だ。いい匂いがする。男の匂いだ。
「ああん、いやよ、あああん、いや、いや、だめよぉ」
抱かれて、着ているものを脱がされている自分がわかるのに、志保は、それ以上の抵抗はしない。
「おれも、脱ぐからさぁ、志保ちゃんも、脱ぐんだよ、全裸セレモニーなんだから、さぁ」
「ああん、ぜんらせれもにぃって、洋服、脱いじゃうの、恥ずかしいです」
「まあまあ、ほうら、手伝ってあげるから、さぁ」
ピンク色のカーディガンを脱がされると白いフリルが付いたブラウスだ。スカートは穿いたままで、白い靴下、ソックスが脱がされ、スカートをめくり上げられてしまう志保。一緒に大村も着ている服を脱いでいく。志保は、無抵抗だ。立っているだけだ。大村が、脱がしてくれる、と思っている。志保はブラウスのボタンをはずされ、ひろげられ、カーディガンと共に脱がされてしまう。キャミソールとブラジャーの上半身だ。立っている志保を、背凭れの椅子に座らせる大村隆。思っていたほどには抵抗しない志保を確認した大村だ。椅子に座った志保は、酒に酔ったふうで、ぐったり塞ぎこみ気味だ。
「志保ちゃん、いいんだよな、初めてじゃないよな」
椅子に座った志保の前に立った大村が、トランクスだけの半裸で立っていて、志保の肩に手を置いて、かるく揺すり気味で話しかけている。初めてじゃないけど、慣れてもいない。このまえ、向井啓介のスタジオで一回だけの体験だ。

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愛の夢-33-

-33-
 別荘の庭のバーベキューコーナーで、男が三人、女が二人、五人のパーティーが始まった。コンロに木炭で火が起こされ、盛りがついてくるまでの最初に、ビールで乾杯だと大村がいう。可奈は慣れた様子で、紙コップに注いでもらって、手にもっている。志保は、手にした紙コップに注いでもらうのだけど、余り飲めないから少しだけ、と告げたけど、なみなみと注がれてしまう。男三人のコップにもビールが注がれ、小椋が乾杯の音頭をとる。
「じゃ、ね、乾杯」
「乾杯っ」
「乾杯いいっ」
「いただきまぁあす」
志保は、少し飲んだが、冷たくて、飲めない。躊躇していると、奈倉が、ビールがだめならワインがいいよ、と言って、志保にグラスに注いだ赤ワインを渡してきた。志保は断れなくて、いただくことにした。少し甘いワインだ。口に含んで、飲んだ。ビールより飲みやすい。小椋が網に肉を並べ出し、煙が立ち上る。炭が赤くなってきて炎がちょろちょろ立ちだしてきた。まわりが温かくなる。スカート姿の志保、おなじくスカート姿の可奈だ。立ったままでコップをテーブルに置き、紙の取り皿と箸を持った。肉が焼けてきた。ジューシーな音がしてくる。
「志保ちゃん、食べなよ、たっぷり食べて、たっぷり飲もうぜ」
大村が、志保に目線を送りながら、食べることを促してくる。
「はい、食べます、いただきます、お酒は、あんまり、飲めないです」
「志保、遠慮いらないわ、今夜は、楽しむだけ楽しもうよ、ね」
「可奈、お酒、飲むから、いいけど、わたし、飲めないわよ」
「まあ、いいじゃん、男がいるんだから、いいじゃん」
可奈は、ビールを飲み干し、ワインを飲みだして、朗らかになってきている。志保は、なにかしら不安な気持ちになってくる。顔見知りの男子三人だけど、会話がうまくできないでいる。問われれば受けて答えるふうで、自分からはしゃべりこまない。
「食べようぜ、じゃんじゃん焼くから、な」
小椋啓介が焼き役で、次々と網の上に肉を並べて、食べるように促される。大村がワインを勧めてきて、志保は三杯も飲んだ。ふ~っと目の前がかすむように思えた志保だが、酔っていないと思った。
「飲もうよ、志保ちゃん、ほうら、ほうら」
「食べようぜ、志保ちゃん、いい肉だろ、柔らかい」
志保は、火照ってくるのは、炭火のせいだと思う。お肉を食べて、ワインを飲んで、いい気持になってくるのがわかる。可奈は、啓介や明夫と会話しながら、笑って、はしゃいで、元気ハツラツ、というところだ。夕闇が迫って、あたりは真っ暗になっていた。バーベキューコンロの回りは照明されているから明るい。そこそこ食べ終わったら、室内へ戻る。大きなフロアー、一階のリビングルームだ。
「ここで、もういっかい、飲みなおしだ、ウイスキー、ハイボールがいいな」
テーブルに乾きもののつまみが皿に盛られ、ビールとワインとウイスキーのボトルが置かれる。室内では奈倉が世話役になる。客人の久保可奈と大川志保は、男たちにモテるだけだ。志保は、室内に入ってきて、酔いがまわりだしている。

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愛の夢-32-

-32-
 別荘にバーベキューするコンロが作ってあるので、あとはバーベキューのための食料を買い込めばいいと奈倉がいう。買い物はイオンモールで、焼き肉用牛肉やウインナーや野菜を買い求めた。代金は大村がカードで支払った。可奈は、初めてではないらしい、と志保が思う。志保は、こういうパーティーというのは初めてだ。大学三年にもなって、初めてのことが多すぎる。
「楽しいわよ、志保も楽しまなくちゃ、ね」
可奈が、志保に、心構えを言ってくる。
「そうなのよ、男っていいわよ、そうね、成り行きよ、成り行きしだいで、いっちゃうかも知れないよ、楽しまなくちゃ、面白くないでしょ、大丈夫よ、スキン用意してあるから、たっぷり用意してあるから、それを使ってもらって、朝まで、楽しいわよ、気持ちいいのよ、志保、おくてではだめよ、お嬢さんぶてってはだめよ、わかった?」
大村という男子は、どういう素性の男子なんだろう、と志保が思うまでもなく、可奈が解説してくれる。資産家の息子で、ぐれているわけではないが、親のゆうことを聞かない同族会社役員の御曹司だという。カードで支払い、あとは会社の経理で落とすらしい、と可奈は聞いた話を志保にする。志保は酒造会社の御令嬢とまではいわないが、由緒ある家柄の娘だ。モラトリアム志保には、あてがわれた身の周りに不満はない。
「ちょっと、冒険ね、わたし、逃げたりしないわ、ほんとよ、可奈」
「そうなのよ、楽しまなくちゃ、そうでしょ、もう、大人よ、わたしたち」
買い物を終えて、クーラーボックスが用意してあり、食べ物をそのボックスに入れ、まだ時間があるのでドライブして、別荘に到着したのが午後五時前だ。庭にはバーベキューをする場所が作ってあり、屋根も設えてある。芝生の向こうは雑木林で、敷地は300坪だという。館は白いお城のような洋館で、個室が六部屋、吹き抜けの二階部にコの字になっていて二間続きになるという。大きなリビングには、薪ストーブがあり、ソファーやテーブルがある。壁面には60号の絵が何枚もかけられているし、大きなモニターが置かれている。
「そうだよ、貸しスタジオでもあるんだ、だから、こんなのさ」
大村が、志保に説明してくる。どうも大村は、志保が気に入ったらしい。大村の視線が自分に注がれているのを感じる志保だ。
「うん、このお皿らに、盛り付けて、庭に運んだらいいのね」
「そうそう、用意出来たら、始めるから、ね」
庭のバーベキューコーナーでは、ライトがつけられ、夜でも明るい。いよいよパーティーが始まる。ビールとワインが用意されていて、ビールで乾杯の音頭は小椋啓介だ。志保は、カメラマンの向井も啓介だったから、その名前に親しみを覚えた。

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愛の夢-31-

-31-
 学校へ行って社会学特講が終わって広場にいくと、可奈がいた。午後四時半になっていた。可奈は三人の男子学生と一緒だ。可奈は楽しそうに語らっている。男子学生は志保の顔見知りで男友達というほどには親しくなかった。
「なんや、可奈やん、一緒に喋ろ」
可奈に手招きされて、志保は男三人という数に戸惑ったが、歩み寄り、円座になった。
「愛車クラブってのを作る話をしていたところだよ、大川さんも入らないか」
「ええっ、あいしゃくらぶって?」
「こいつが、いい車、乗ってるから、それでドライブするクラブだよ」
「ちょうど五人だ、定員は、そんなもんだ、だろ」
「愛してるの愛と車の車で、愛車、くらぶだ」
男子学生たちは可奈や美穂より一年上、社会学部の四年生。その名前は、大村隆、小椋啓介、奈倉明夫といった。車を持っているのは大村隆で、白いベンツに乗っているというのだ。ベンツと聞いて、志保は兄の聖也が乗っている車と同じだと思う。だけど男子学生や可奈には、そのことは言わなかった。
「おやじの名義だけど、使わせてもらってるんだ、それに六甲山に別荘もあるんだ」
「連れてってほしい、ねえ大村先輩、ベンツに乗って、六甲山の別荘へ連れてってよ」
可奈は、はしゃぎながら、大村にいう。志保は、ドライブも別荘滞在も、それほど感動はしていない。でも、することないから、連れてってもらおうかな、と思う。
「ねえ、志保、別荘にはピアノがあるらしいよ、コンサートに使うんだって」
「そうなんだ、バンドを組んでいて、ピアノやる奴がいるんだ、それで、そういうこと」
志保は、ピアノと聞いて、なにかにスイッチが入った。ピアノを弾きたい、志保は、思った。
「じゃあ、明日、土曜日だし、ドライブして、別荘でパーティーするかぁ」
男子三人のリーダー格が大村隆だ。そのことでいえば女子二人のリーダー格は久保可奈だ。
 翌日、五人は阪急高槻市駅のターミナルで、10時の待ち合わせる。四人が揃ったところで大村がベンツをまわしてきて、乗り込んだ。運転席に大村、助手席に小椋、この二人は運転免許を持っていて、車に乗り慣れているからだ。奈倉は免許を所持していない。可奈はペーパードライバーだ。志保は持っていない。市内から名神に入り神戸で出る。そこからは地道で六甲の方へ向かった。
「いいなぁ、きょうは、女子同伴だからさぁ、うれしいねぇ」
「なによ、小椋さん、なら、わたしたち、男子同伴でいいなぁ、でしょ」
「そうなんちゃうん、ひとり余る、奈倉が余る」
「それはないぜ、みんなで共有だよ、共有財産、共産主義だ」
奈倉明夫が、ムッとしてやりかえす。ペアになることを暗示する小椋の言葉に、クレームをつけたのだ。
「そうよ、そうだわ、男も女も区別なし、みんなで輪になって、で、いいじゃん」
「可奈ちゃんがゆうとおりだよ、みんなで破廉恥やっちゃおう」
大村が、運転しながら、前を見たまま、言葉に交わってくる。昼は、国道筋にファミレスがあったので、そこで食べることになった。

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愛の夢-30-

-30-
 志保は啓介のスタジオを出て、地下鉄で梅田まで戻ってきて、雑踏の中に一人いることがこわくて、可奈にLINEしたけれど、会えないというので、そのまま河原町行きの特急に乗った。啓介のオフィス兼スタジオで、関係してしまった志保だ。下腹部がムズムズして、お腹を壊したのではないかと思うほどだ。セックスするのは初体験だった。処女を失った。志保には、気持ち的には落ち込みはない。ただ、雑踏の中に一人いることが、居場所がない感覚で、落ち着けないのだ。
<いいのよ、これで、いいのよ、わたし、いいのよ、いいの>
 特急は二人掛けのシートで、四人席の進行方向の窓際に座って、目を瞑った。午後からの出来事が浮かんでくる。モデルになって撮影してもらう。着替えてしだいに裸になっていって、抱かれて、抱きあって、男のモノを受け入れた。
<いいのよ、わたし、もう大人なんだし、啓介さん、また、会いたい>
後悔は全くなくて、むしろ関係した向井啓介と、また会えるかどうか、それが心細く心配になってきた。次に会うのは啓介が会いたいと言ってくるまで待たないといけない。次に会う約束はしていないから、終わるかも知れない。啓介の詳しいことがわからない。27歳で独立して事務所を構えているのだから、カメラマンとして立派だと志保は思う。可愛い男の子って感じがする。男っぽくない。男っぽくないというのは荒々しさがないということで、志保にはそういうタイプが好きだった。心斎橋で、初めてあって、それから何度かあって、南森町のスタジオへ行ったのは二回目だった。二回目でセックスの関係を結んでしまった。可奈と会えなくて、電車の中で、そのことは内緒にしておこうと志保は思った。女だから、だれでも一回やってくる事態だ。早いか遅いかの違いがあるが、志保は、自分で遅い方だと思っていた。高校生で経験する子もいるし、大学生で経験する子もいる。志保は大学三年生になっての初体験だった。長岡天神のワンルームに戻ってきた志保は、お風呂に入る。ショーツを脱ぐと少し出血した痕がへばりついていた。
 風呂からあがって体をバスタオルに巻いて、鏡の前に座る。ニコッと笑ってあげて、自分で可笑しいと思った。喉が渇いた。お腹が空いた。昼間に起こった向井啓介とのことは、遠い出来事のように思えた。
<わたしって、なにしてるんやろ、わたしって、だれなんうやろ>
志保は、静かなワンルームで、バスタオルを外し、裸体を鏡に映してみる。見知らない裸の女子が映っている。
<ああ、自分だわ、わたしの体だわ、不思議な体、変な体、だめ、だめよ、もう>
言葉にはしないが、胸の内でぶつぶつ、つぶやいているのだった。

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愛の夢-29-

-29-
 慎吾につけてあげて、可奈はもういちど腰に跨ってあげて、慎吾が仰向きになる。可奈は慎吾の腰に跨ったまま、正座の姿勢だ。
「ああん、いい、いい、ああん、いいわぁ、ああん」
「うん、うん、ああ、いい、可奈、いい、いい、いいよぉ」
可奈が手をさしだすと慎吾も手をさしだし、手と手を絡めて、倒れ込まないようにする。
「あん、あん、ああん」
膝から太腿をあげ、股をあげた可奈を、下から慎吾が突き上げる。
「ううっ、おおっ、可奈、ううっ」
「うぐっ、うぐっ、うぐううっ」
腰をあげたところへ、真下から慎吾のモノを挿しこまれる可奈。突きあがってくる気持ちのよさに、めろめろになってしまう大学三年生の可奈。感じる。感じすぎる。乳房がぷりんぷりんになる。乳首が起ってくる。ヌルヌルになる。慎吾のモノがブスブスと挿されてくる。可奈は、もう、気持ちよくって、われを忘れて、没頭する。
「ああ、ああ、いく、いく、ああ、ああ、いっちゃう、いっちゃう、ぅううっ」
慎吾を跨いだまま、可奈がオーガズムを迎えてしまう。下から突き上げてた慎吾がストップ。そのかわり可奈がぺたんと股を慎吾に密着。股から尻を、前へ、後へ、前へ、後へ、前後に動かし擦って、慎吾のモノで可奈の奥を擦る、擦る、擦る。
「おお、ああ、いい、いい、可奈、おおおおっ」
慎吾のモノがピクンピクンと痙攣し、あわせて可奈がオーガズム、頂上へ、駆け上る。慎吾の痙攣が終わるころ、可奈は慎吾に倒れかけ、ぐったり、気を失ってしまう感じだ。静止して、可奈は慎吾の腰から股を外しておんな座りだ。慎吾の処理をしてやる可奈だ。じっくり、男のモノを観察しながら、可奈は慎吾の世話をする。
「うん、よかったわ、好き?、わたしのこと?」
終って、気が戻ってきて、スキン処理しながら、可奈は、慎吾に言葉をかける。
「うん、よかったよ、可奈のこと、好きだよ、好きだよ」
「わたしもよ、好きよ、慎吾のこと、好きだから、東京行っても忘れちゃいやよ」
「うん、忘れないよ、忘れたりするもんか、こんなに好きなんだから」
可奈は、ショーツを穿いて、ブラトップを着て、ぺたんとちゃぶ台の前に座り込む。慎吾はトランクスにしてシャツを着た。お茶が残っている。買ってきた弁当を食べる。慎吾は、可奈が買ってきてくれたカツ弁当を食べる。可奈は野菜のサラダが多いから揚げ弁当だ。食べながらの会話は極力控えて。ほぼ食べ終わって、時計はまだ夕方の時刻だった。
 可奈のLINEに志保からトークが入った。
「なにしてる、わたし、梅田よ、どこにいるの」
可奈は、五分間の間をおいて、志保に返信する。
「したとこよ、わかる、志保に」
「どうゆうことかしら、会えないかしら」
「会えないよ、また、するから」
「わかった、了解」
志保が梅田にいるというのだ。LINEしてくるんだから一人でいるんだ、と可奈は思う。まだ経験したことが無いという志保。子供だな、志保は、お嬢さまだけど、子供よ、志保ちゃん。可奈は、一年先輩の大村慎吾と愛欲三昧している日々なのだ。

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愛の夢-28-

-28-
 可奈は慎吾の腰に跨って、女の処の奥深くに男のモノを挿しこんでいる。慎吾は足を投げ出した格好だ。可奈が跨いで挿し込んできたままだ。股を開いて、腰を跨いで、太腿を慎吾の腰に密着させて膝を立てる格好だ。抱きあう。慎吾が可奈の脇腹から腕を背中へまわす。可奈は慎吾の肩に腕を置き、首に抱きつく格好だ。
「ああん、いいわ、慎吾ぉ、いいわ、いいわ」
慎吾の頬に頬を寄せ、首にしがみつく格好で、尻を微妙に揺する可奈だ。慎吾の勃起したモノが、可奈の奥深くにとらえられ、可奈はそれでこすっている。
「ああん、はっはっ、はぁあん、あん、あん、はぁああん」
腰を横に揺する可奈。全裸だから、動きに邪魔するものはない。慎吾が背中の手を可奈の尻を撫ぜる。撫ぜた手を可奈の乳房へもってきて弄る。
「ほら、ほら、可奈、いいじゃん、おおっ、ああっ」
乳房を弄るときには、裸体と裸体の間をあける。慎吾が腰を見下ろす。可奈は見下ろす余裕がない。
「ああん、慎吾、慎吾ぉ、ああん、おっぱい、ああん」
「うん、うん、可奈、ヌレヌレだよ、濡れて、びちょびちょ、だよ」
「ああん、だめ、そんなこと、いったら、だめよ、ああん」
畳半分ウレタンマットの上はふかふかだ。ちゃぶ台がありベアの大きなぬいぐるみがある。その間に慎吾と可奈が裸になってしまって、抱きあっている。可奈が慎吾の腰を跨ぎ、慎吾は足を伸ばして、男のモノと女の処を密着させている。可奈は、こうするのが好きだ。腰を跨いで、慎吾のモノを自分に中にくわえ込む。性器に性器に密着させる。なんともいえないヌルヌル感だ。なにもかも忘れてそのことに没頭する。
「だめ、だめ、ああん、いい気持ちよ、いい気持、ああん」
「可奈、いい気持だよ、ぼくも、いい気持だよ」
慎吾は可奈の乳輪に薄く開けた唇をあて、舌先で乳首を撫ぜてやる。可奈の女処に挿し込んだままだ。挿し込んだままで乳首を刺激していく。可奈が、気持ちよさそうに、ふうふう、すうすう、息を深く、浅く、息音を洩らしながら、呼吸する。
「ああ、いいね、可奈、ぼくが、してあげりる」
跨いでいる腰から尻をマットに降ろさせ、可奈の股をひろげさせる。慎吾が太腿をひろげ、可奈が太腿をひろげる。慎吾の太腿の上に可奈が太腿を置いて、男のモノが前後に動くようにするのだ。
「ほうら、可奈、ほうら、見てみろ、ほうら」
「ああん、見えるよ、慎吾のおちん、見えるよ」
「入れてやるよぉ、おおっ、いいだろ、ほらっ」
「ああん、いい、いい、いいわよ、慎吾ぉ、ああん」
慎吾が腰を、少しだけ左右に揺すりながら、前に突き出し、可奈に挿し込んでしまう。可奈は、ひいひいの声を洩らしだす。濡れた股。ヌルヌルの股のなか。そこへ慎吾の勃起したモノを挿しこみ擦ってやる。気持ちが高揚してくる慎吾が、射精の兆しを覚える。可奈が、快感に溺れていくのが、慎吾には、可奈の声質でわかる。
「つけて、もう、ああ、つけて」
「うん、うん、つける、つけてする」
四角のパックにはいったコンドーム。可奈が封を切り、なかから取り出し、つまんで、かぶせて、おろしてかぶせてやるのは可奈だ。そのあいだしらふに戻されてしまうが、可奈は、でも夢の中、雲の上だ。

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愛の夢-27-

-27-
 畳一枚分の分厚いウレタンマットのうえに座る可奈と慎吾。慎吾が可奈の後ろにまわり、後ろから可奈を抱いている。可奈のすぐ前には、縦長の姿見鏡があって、可奈の姿が映っている。慎吾は、可奈の後ろから、可奈を鏡の中に見ながら、可奈を弄ってやるのです。妖精のような小柄な可奈は、ブラウスのボタンを外されていて、ブラトップが露出だ。可奈の足は、膝を立て、膝をひろげた格好で、ひらひらスカートがめくれて、太腿のところだ。開いた太腿が鏡に映る。太腿の根元から腰を包んだ黒いブルマが映る。
「ああん、しんごぉ、ああん、しんごぉ」
ブラトップの中へ、首のしたから慎吾が右手を挿しこんできて、手の平が可奈の乳房に直接、あてられる。
「可奈、好きだよ、可奈」
「あん、なによ、慎吾、わたしも、好きよ、だからぁ」
顔を横にしてくる可奈の唇に、後ろから顔をだす慎吾が、唇をかさねる。慎吾の手で弄られる乳房が、可奈にはいい気持。乳首を指の間に挟まれて、唇を塞がれたまま、可奈が呻く。慎吾は、可奈が穿いているブルマを脱がします。白生地のショーツは穿かせたままにしておいて、慎吾はズボンを脱ぎ、シャツを脱ぎ、ブリーフだけの裸になって、可奈を後ろから抱いている。
「ああん、はぁああ、慎吾ぉ、ああっ」
慎吾が可奈の手を後ろにまわさせ、足の投げ出し、可奈の横へ伸ばした足の太腿へ、可奈の手を持ってこさせる。可奈が慎吾の太腿、根元を弄り、男のモノを見つけて握ってくる。
「可奈、脱いでしまうだろ、脱ごうね」
慎吾はブラウスを脱がし、ブラトップを脱がしてしまう。上半身が裸になった可奈だ。スカートとショーツはつけたまま。慎吾はブリーフだけだ。可奈の乳房はぷっくらだ。伏せたお茶碗のようにぷっくら膨らんでいる。垂れていない。輪乳から乳首は飴色だ。
「ああん、慎吾ぉ、別れたくないよ、わたし、好きよ」
「ううん、ぼくだって、可奈のこと、好きだよ、好き」
可奈が、ブリーフの中から勃起する慎吾のモノを取り出し、ぎゅっと握ってしまう。慎吾は、可奈の手を退けさせ、ブリーフを脱いでしまって、全裸になる。後ろから可奈を抱きながら、お尻をあげさせ、ショーツを脱がしてしまう。スカートだけの可奈。そのスカートも、脱がせてしまって、可奈は全裸になった。全裸になって、向き合う可奈と慎吾だ。
「おいで、さあ、またげよ」
足を投げ出した慎吾の腰へ、可奈に跨がせるのだ。跨がせるときには、男のモノを女の処に挿し込ませる。なんの前触れもなく、可奈は、慎吾に跨いで、まだ濡れていない処へ、慎吾のモノを挿しこみだす。
「ああん、慎吾ぉ、ああっ、ああん」
「ほぉおおっ、可奈、いい、いい、いいねぇ」
「わたしも、ああん、どないしょ、どないしたらいい、ああん」
密着させてしまった可奈と慎吾だ。女と男の性器を密着させたまま、上半身を抱きあう可奈と慎吾だ。

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愛の夢-26-

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 久保可奈が大村慎吾と会うとき、二人だけになるように仕組むのは、可奈のほうだ。大学の文学サークルで慎吾が先輩、可奈が後輩という立場だ。最初は三回ほどラブホテルを使ったが、その後は使わない。もうお金がかかるからだ。もうセックスする関係になって半年近くになる。二年生の秋、慎吾が三年生のときだ。小柄で愛嬌ふりまく妖精のような、男子学生にはモテモテの可奈が、慎吾にアタックしてきたのだ。
「先輩のこと、好きです、ほんとうです、ほんとうに好きです」
慎吾はイケメン、頭もいいし、優しい文学青年だから、女子の人気は高い。慎吾を好きになる女子が沢山いる。可奈もその一人だった。その慎吾が、可奈の誘いでデートして、夜の円山公園で抱きあうようになって、ラブホテルへいったのが、半年ほどつきあってからだ。夏前から、可奈は、慎吾のワンルームへ行くばかりだ。
一年先輩の慎吾は四年生。すでに就職先が決まって、会社は東京の品川だけど、住むのは神奈川にすると言っている。神奈川といっても横浜近郊で、住宅街の一角、単身者用のワンルームマンションだという。
「わたしが行くから、続けて、わたしも、東京で、就職するから」
可奈はいま慎吾のワンルームへ来ている。
「そうだよな、可奈、そうしろよ、東京がいいよ、そうしろよ」
「そうよね、大阪ってダサイ、やっぱり東京よね」
慎吾の部屋は六畳一間。男のワンルームだ。部屋へ入った左にバストイレ、キッチンがありその奥が六畳の間だ。可奈が来るようになって、部屋のイメージが変わった。柔らかいものが増えた。ぬいぐるみとか毛布とかマットとか。慎吾の勉強机があり勉強椅子がある。シングルのベッドがある。収納ボックスがあり本棚がある。畳一枚分のカーペットが敷ける床では、寝ころべる。ふかふかのマットにピンクの毛布は可奈が寝るスペースだ。そこに枕となるベアの大きなぬいぐるみだ。小さな折りたたみ式のちゃぶ台があり、飲食はここでする。
「ううん、ああっ、しんごぉ、だめよ、だめったらぁ」
可奈が仕掛けていって、慎吾が抱いてきたのだ。その慎吾に、可奈が柔らかい否定をするが、本気ではない。女の子が男の子の言いなりになるといっても、期待をこめた否定ということもある。スキンは一箱分、可奈がネットで買って、バッグに忍ばせている。
「待ってたんだ、かなぁ、一週間ぶりなんだよ、だから、さぁ」
まだ洋服を着けたままの可奈と慎吾だ。可奈のアウターは、白にレースが施されたブラウスにブラウン系のひらひらスカートだ。インナーはブラトップとショーツにブルマだ。ぷりぷりのからだだが、まろやかに見えて、小柄だから妖精のようなのだ。
「ああん、しんごったらぁ、だめよ、だめ、だめ」
ちゃぶ台のまえ、5㎝の厚みがあるウレタンマットにあぐら座りの慎吾が、おんな座りした可奈の背中へ右腕をまわして抱いている。左手でブラウスのボタンを二つ外してやり、そのなかへ左の手を入れてきたのだ。可奈が甘える。妖精のような女子学生が、男に甘える声で、囁き、頷き、呻いて悶えだす。

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愛の夢-25-

-25-
 志保は、なにがなんだかわからない。啓介を前にして動転している、目の前にいるカメラマンの啓介の顔はわかる。自分がショーツだけの裸だということもわかる。六畳の広さしかないスタジオスペースにはストロボセットが置かれている。背凭れの椅子もある。狭いから余計にわけがわからなくなる。魔法使いの部屋に入ったみたいだ。
「うううん、そうなんだ、初めてなんだ、そうなんだ」
啓介は、志保の裸のからだをみながら、つぶやくように言う。
「うん、恥ずかしい、わたし、恥ずかしい、暗くしてほしい、です」
啓介がライトを落とし、スタジオを薄暗くする。床に半畳分の分厚いマットを敷き、志保を座らせる。志保は、腕を掴まれて座るようにと促され、それに従う。いっしょに啓介が座り込んでくる。マットの上で志保が抱かれる。身につけているのはショーツだけの志保。啓介がブリーフだけの裸になる。啓介が左、志保が右だ。志保は抱きよせら、キッスされる。右腕を志保の背中にまわした啓介が、肩から抱きしめる。
「うっうう、ううっ」
かさねられた志保の唇から呻く声が洩れる。啓介は、志保を少し持ち上げ、腰から尻を包んだショーツを後ろから脱がしてしまう。ショーツは志保の太腿にまで脱がされ、啓介がブリーフを脱いでしまう。そうして志保の足首からショーツが抜かれてしまう。
「ああ、啓介さま、わたし、わたし」
「心配ないさ、心配しないで、無理しないから」
啓介が志保の耳傍で囁くように言う。からだを密着させる。志保の柔肌が啓介には心地よい。志保は、男の肌を密着させて、夢の中を泳ぐようだ。マットに寝かされる志保。太腿の半分ほどからマットにはみ出してしまう。啓介は、全裸の志保を見る。乳房がぷっくら、黒い毛がYの真ん中に生えるのを見る。白い肌だ、良家のお嬢さまを連想させる。志保は、仰向き、手で顔を覆っている。細くなった腰から膨らむ臀部。太腿、膝。啓介が仰向いた志保のうえにかさなっていく。志保に膝を立たせてひろげさせる。抵抗なしに志保は、啓介のうごきに従ってくる。啓介が手で顔を覆った志保に、手を退けさせ、自分の横腹に手を置かせる。もう、啓介は腰からのモノで、志保のヴァギナをまさぐりだす。勃起する啓介のペニスだ。その頭を志保に挿し込むと、志保は、表情をこわばらせた。
「ううっ、ああっ、あっ、あっ、いたっ、ああっ」
啓介は、志保の上半身、自分の腕を志保の背中にまわして抱いてしまう。ペニスを挿し込んでいるのだ。きつい締めつけだ。志保が呻く。痛いのだ。
「いいのか、志保ちん、いいのか」
「ああ、ううん、いいの、がまんする、いいの」
「おおっ、ああっ、志保ちん」
「ううっ、ううううっ、啓介さまぁ、ああっ」
志保の目から涙がこぼれるのを啓介の心が受けとめる。志保は、仰向いたまま、膝をひろげて立たせたまま、啓介の背中に腕をまいている。
「ああ、ああん、ああ、あああん」
啓介がもぞもぞ裸体をうごかし、勃起したペニスを志保に挿し込んでいる。ゆっくり、ゆっくり、抜いては挿し、抜いては挿し、少しずつ志保の奥へと挿し込む。引き抜き、スキンをかぶせ、そうしてふたたび挿入していく啓介だ。志保は、苦痛に耐えながら、終えられてしまう。終わるときがわからないまま、志保は、涙ぐんだ。

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愛の夢-24-

-24-
 カメラの前で、乳房をさらけだしてしまった志保は、恥ずかしい気持ちにおそわれる。だらりと手を降ろしたままだ。ショーツは穿いているとはいっても、カメラの前、ちょっと意識しだした啓介の目の前だ。顔が火照ってくる。カシャ、カシャ、シャッターの音とともに、ストロボが光るのだ。
<ああ、だめ、だめですよぉ、啓介さん、もう、わたし、ああっ>
「手を頭の後ろにまわして、頭を抱いて、腕をひろげてよ」
志保は左右の手をショートカットの頭の後ろでかさね、肘を横にひろげる。胸が張る。盛りあがった乳房が前に突き出す。恥ずかしい、とっても恥ずかしい。志保が乳房を男の人に見られるのは初めてだ。病院で診察するときだって女医さん。温泉場の脱衣場では女性ばかりだ。カメラスタジオで、モデルになっているとはいえ、男の目を気にする志保だ。
「いいねぇ、志保ちん、椅子に座るかい、その椅子に」
背凭れ椅子だ。座部は丸い。木で出来た背凭れはテニスのラケット状だ。座る処は細い竹で編まれている椅子だ。
「はい、わかりました、すわります」
かなり動作が遅いのは、裸を気にしているからで、志保は足を揃えて、手は頭の後ろにしたままで、座る。
「いいねぇ、志保ちん、とってもアイドルだ、素敵だね」
啓介は、思いのほか従順な志保のうごきに、目線で追う。白い肌だ。ぽっちゃりしてる。おっぱいだって、ぷっくらだ。ツンツン、乳首の淡い色。心のなかで独り言だ。白いショーツがなんとも可愛らしいと啓介は思う。脱がして股をひろげさせた格好は、最高だろうな。男の心だ。
「だめですよぉ、ああっ、だめですったらぁ」
背凭れ椅子の後ろにまわった啓介が、肩から手を降ろしてきて、志保の乳房に手の平を置いたのだ。頭の後ろにかさねていた手を解いて、啓介の手首をつかんだ志保。払いのけようとはしないで、むしろ胸を張る格好で、背伸びする格好だ。裕二は着衣のままだ。シャツを着ているしズボンも穿いたままだ。志保は後ろから抱かれて立たされる。啓介と向きあわされ、抱かれてしまう。
「ああ、啓介さまぁ、ああっ、あっ、ううっ、うううっ」
キッスされ、口を塞がれたままだ。抱かれて、啓介が上半身の服を脱ぐあいだは抱かれたままだ。上半身を裸にした啓介が、志保を正面からぎゅっと抱きしめる。志保のぷっくら胸が、啓介の平たい胸に押し当てられる。狭いスタジオの真ん中だ。二人だけだ。志保は、なるようになる、その気で来たから、逃げはしない。
「わたし、はじめて、なんです、初めて・・・・」
立ったまま、裸の上半身をあわせて抱かれたなかで、志保が、小さな声で、啓介に告げる。啓介が驚きもしない感じに思えた志保だ。といっても全てを男の啓介に任せるしかない。

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愛の夢-23-

-23-
 下着姿は、シュミーズにブラ、ショーツ、いずれも白っぽくて半分透ける薄い生地だ。大学三年生の志保だ。啓介が退いて、志保が着替えて、啓介が現れて、志保がカメラの前に立つ。
「いいじゃない、志保ちん、素敵だよ、とっても」
「ええっ、そうですか、なんだか、恥ずかしいです、恥ずかしいけど」
「どうした、恥ずかしいけど、どうしたの」
「なにかしら、わたし、別のひとになったみたい、信じられない」
「かわいくて、きれいだから、別の人になった、可愛いよ」
志保は、恥ずかしそうに、目線を伏せて、三脚にのせられたカメラの前だ。やわらかいライトが当てられ、シャッターを切られるときは、ストロボ光が発せられる。狭い、六畳しかない部屋だ。カメラは事務室の四畳半のところからでも撮れるから、部屋を仕切る敷居のうしろにセットされる。
「手を、まえに組んで、いいね」
「はい、椅子に座って、そうだ、膝を開いてよ」
「うんうん、素敵だ、いいねぇ、かわいい、とってもかわいい」
志保は、しだいに、モデルになっていきます。啓介が近寄ってきて、肩を触ってくる。後ろに戻りカメラを覗いて、膝を触りにくる。志保は、しだいに、わけがわからなくなって、言われるかがまま、されるがままになってくる。
「ほんとわね、ヌードを撮りたいんだ、でも、だめだろうな」
「ええっ、ヌードって、はだか、ですか、それは、ちょっとぉ」
顔を紅潮させて、驚いた表情を見せるが、啓介には、もう少し押せばヌードが撮れると思った。リモコンでシャッターを切りながら、啓介は志保を触りにいく。触れば触るほど、志保はうっとり、なされるがままになっていく。
「ああっ、いやぁああん、けいすけさま、あっ、あっ」
後ろにまわった啓介が、背凭れ椅子に座った志保の首筋から、手を入れてきて、ブラの中へ手を入れ、乳房を手の平に包み込んでしまった。
「ああっ、どうして、いやん、どうしてぇ」
びっくりしたけれど、抵抗はしない志保。胸へ降ろしてきた啓介の手首を、志保は退けるというより、掴んでしまう。
「いいね、いいんだ、志保ちん、いいんだよねぇ」
乳房を掴んだ手の平が、うごめかされる。志保は、こんなことされるのはもちろん初体験だ。男の人と交わったことが初めてなのだ。なされるがままにしようと、思っていたが、やっぱりされだすと、気になってしまう。
「はぁああ、ああん、あああん」
立たされ、抱かれてしまう志保。シュミーズを脱がされ、首の後ろに留められる。ブラジャーがはずされ、首の後ろだ。透けたショーツの前は、黒い影がうっすら見える。
「ああ、こんなの、ああん」
「じっとしていてよ、シャッター切るからね、じっとだよ」
立ったまま、手は横にだらりとおろしたまま、ショーツで腰から股間は隠しているが、乳房は完全に露出している。半裸姿で、志保は、正面撮りされる。ここまで来たら、もう、最後まで、やってやる、と啓介は思うのだ。スキンは十分に準備してあるから大丈夫だ、と啓介の頭のなかを志保が裸のイメージが巡る。

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